- 1 :うんこなうρ ★:2011/09/11(日) 07:33:16.98 ID:???
- 通勤に1時間を要する人の場合、職場に歩いて通える人と同程度の満足度を得るためには、
その人よりも40%多くお金を稼がなければならない――お金と幸福の関係について考察。
贅沢な生活から必ず利点が得られるわけではなく、得られるものが減少していくこともあるという
ことについて、デイビッド・ブルックスは『New York Times』紙に優れたコラムを書いている。
お金をかけることでプライバシーや優雅さは得られるものの、生き生きとした社会性を
失うということがしばしばある。
筆者がかつて訪れた大学には、『Hillel House』というユダヤ人会館があり、それは大きくて
豪奢な建物だった。しかし学生たちは、近くの『Chabad House』のほうが好きだという。
そちらはルバビッチ派[正統派ユダヤ教の一派]が運営する場所で、ソファは裂け、部屋は狭かったが、
そちらのほうがくつろげると学生たちは話していた。
この「くつろぎの境界線」は、ほかのレストランやバー等にも存在しうる。安食堂や
ファミリーレストランでは、人々はリラックスして大声で笑い、会話に割り込み、
集団的な幸福感がある。ウェイターにも話しかけ、別のテーブルの人に話しかけることすらある。
一方、より上品なレストランでは、食事は上質で雰囲気も洗練されているが、どんな
行動が許されているかについてはより厳しいルールがある。(略)
近隣コミュニティーも同様だ。アラン・アーレンホールトの『The Lost City』によれば、人口密度が
高かったかつてのシカゴでは、子供たちは家から家へと移動し、人々がたむろしておしゃべりをする
ことも多かった。そして、お金ができた人は、もっと大きな家に住める郊外に移動したが、そこは隣人
のことを誰もがよく知らない社会だった。
われわれの社会は幸福を追求しようとしているが、そこにはパラドックスがある。2002年のノーベル
経済学賞を受賞した米国の心理学・行動経済学者ダニエル・カーネマンは、数十年にわたって幸福を
研究してきた成果を、次のように総括している。「幸福とは、自分の愛する人、自分を愛している人と
ともに時間を過ごすことだと言っても、あながち言い過ぎではない」。
しかし問題は、われわれがこの原則に従ってお金を使うわけではないということだ。われわれは、
ロレックスの時計やルイ・ヴィトンのバッグ、プラダのTシャツといったものにお金を費やしたがる。
(>>2以降に続く)
WIRED.jp 世界最強の「テクノ」ジャーナリズム
http://wired.jp/2011/09/07/%E3%81%8A%E9%87%91%E3%81%AF%E4%BA%BA%E3%82%92%E5%B9%B8%E3%81%9B%E3%81%AB%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%8B/ - 2 :うんこなうρ ★:2011/09/11(日) 07:33:39.90 ID:???
- (>>1からの続き)
人がどんなときに幸福を感じるかという測定は難しいが、さまざまな活動に関して、不快な心理状態で
過ごしている時間の割合を使って、幸福や不快を測定しようとする「U指数」(U-index)というものがある
Uは「unpleasant(不快な)」「undesirable(好ましくない)の略。以下は、米国中西部のある都市に住む
女性1,000人余りを対象にした調査の結果だ。
女性たちが不快な状態で過ごしていた時間は、朝の通勤時間の29%、勤務時間の27%、子どもの世話をしている
時間の24%、家事をしている時間の18%、テレビを観ている時間の12%、そしてセクロスをしている時間の5%を占めていた。
子どもの世話のU指数には複雑な要素がからむため、ここは通勤時間に焦点を絞ろう。
通勤は最も不快な行動のように見えるが、注目すべきは、この調査結果は単にラッシュアワー
の苦痛を証明するだけではないという点だ。
『幸福の政治経済学―人々の幸せを促進するものは何か』という著作を発表したスイスの経済学者
ブルーノ・フライとアロイス・スタッツァーは、「通勤パラドックス」(commuting paradox)と
彼らが呼ぶ傾向を明らかにした。それは、人は住むところを選ぶとき、長い通勤時間の苦痛を
過小評価するというものだ。
つまり、たとえ45分余計に通勤時間がかかっても、部屋数が多く芝生の庭も付いた郊外の家に住めば
幸せになれると人々は考えがちなのだ。しかし実際には、長い通勤時間はそれに見合うものではない
ということがわかってくる。フライ氏とスタッツァー氏の計算によると、通勤に1時間を要する人の場合、
職場に歩いて通える人と同程度の満足度を得るためには、その人よりも40%多くお金を稼がなければならないという。
それなのに、われわれの通勤時間はどんどん長くなっている。『New Yorker』誌の記事を引用しよう。
米国人のおよそ6人に1人は、通勤に片道45分以上の時間をかけている。米国国勢調査局の分類で
「超長距離通勤者」(extreme commuter)に該当する、片道90分以上をかける通勤者の数は350万人に達し、
1990年からほぼ2倍に増えている。
われわれには、お金を適切に使うということが難しいようだ。さらに、富を得て、贅沢な暮らしをするようになると、
天気の良さや冷えたビール、チョコレートなどといった「日常の些細な喜び」を味わう能力が低下するという研究結果も存在する。
(終わり) - 3 :名刺は切らしておりまして:2011/09/11(日) 07:36:26.20 ID:KbHlyfeY
- 金の無い生活をしたことの無い人間の書く文章だな
- 8 :名刺は切らしておりまして:2011/09/11(日) 07:42:46.39 ID:vSCsvEow
- あっても幸せになるとは限らないが、ないと不幸になる。
- 30 :名刺は切らしておりまして:2011/09/11(日) 08:04:46.54 ID:XifBIfZO
- 100人の村で毎日100個おにぎりが作られる
1人1個ずつ食べれば幸せなのに
毎日取り合いをして、奪い合う
2個食べられる奴は幸せ - 57 :名刺は切らしておりまして:2011/09/11(日) 08:45:33.98 ID:urRjKUSa
- 友達が高校時代に父親を亡くして、二億数千万円の遺産が一人息子にのこされた
その後の数年間に彼が体験したのは、まさに2時間ドラマさながらのトラブルの連続だった - 59 :名刺は切らしておりまして:2011/09/11(日) 08:48:04.26 ID:AuDtaUq8
- >>57
知らない親戚とか宗教団体とか・・・? - 64 :名刺は切らしておりまして:2011/09/11(日) 09:01:08.32 ID:56vPp7r2
- お金なんてそもそも使わねば無価値なんだよ
そんなもんを貯めこむことしか能がない時点で幸せを浪費してるだけだわな
まぁ本人はワーカホリックで満足なのかしれんが
周りにとっちゃたまったもんではない - 66 :名刺は切らしておりまして:2011/09/11(日) 09:03:56.79 ID:8dCRzr2U
- >>64
100億円貯めたら日本国債買って持ってるだけで年収一億円
その金はそこらへん歩いてる賃金奴隷が命を削って稼いだ金から徴収される
黙ってるだけでお金がもらえる人と、黙っててもお金をとられていく人にどんどん別れていく
お金を使っちゃう奴ってなんでお金使っちゃうの? - 122 :名刺は切らしておりまして:2011/09/11(日) 09:53:53.20 ID:0l4sBMxR
- >>30
100個という保証もないしな 実は80個かもしれない - 209 :名刺は切らしておりまして:2011/09/11(日) 12:07:15.00 ID:g271P7Hc
- 自分が属する経済圏において中央値あたりの収入が一番幸せ
- 230 :名刺は切らしておりまして:2011/09/11(日) 12:43:57.55 ID:0l4sBMxR
- 衣食足りて礼節を知る
今後も確実に「衣食足りて」 を実現するには、200万円×余命年数が必要
つまり、30歳なら、1億円は無いと、リストラ食った時点で「衣食足りて」でなくなる
50歳でも6000万円は必要という計算になる(まあ、年金とかで5000万円くらいでもいけるらしいが)
これ以下なら、話にならない
必死に安心を買うために貯蓄を励むべき - 234 :名刺は切らしておりまして:2011/09/11(日) 12:47:49.70 ID:56vPp7r2
- >>230
インフレになったらどうすんの?
読みにくい時代だし将来に備えてなんて言ったらキリがないわな - 361 :名刺は切らしておりまして:2011/09/11(日) 21:34:20.94 ID:UWSDYKfK
- 両親が起業したてで貧乏だった頃は夫婦喧嘩しまくりだった
今は成功して裕福になったからラブラブ
金はないと心がすさむよ - 398 :名刺は切らしておりまして:2011/09/11(日) 22:45:25.31 ID:56vPp7r2
- >>361
喧嘩するほど仲がいいと言ってだな
つーか、うまくいってないときは喧嘩することも必要
喧嘩したから今の成功もあるんだろ
雨降って地固まるとか言うし
それを荒むと表現するのはどうかと - 408 :名刺は切らしておりまして:2011/09/11(日) 22:55:42.57 ID:eJIPCle1
- >>8
> あっても幸せになるとは限らないが、ないと不幸になる。
それはあいまいすぎ
正解は、あれば不幸にはならない - 410 :名刺は切らしておりまして:2011/09/11(日) 22:57:27.31 ID:jB2ezmes
- >>408
健康な人はそうだよね。 - 412 :名刺は切らしておりまして:2011/09/11(日) 22:57:55.29 ID:56vPp7r2
- >>408
お金があれば津波やらもさけて通るってか?
アホかw - 414 :名刺は切らしておりまして:2011/09/11(日) 22:59:14.41 ID:eJIPCle1
- >>410
医療もすべて金 - 415 :名刺は切らしておりまして:2011/09/11(日) 23:00:30.46 ID:eJIPCle1
- >>412
金があれば働かずに済む
津波の来ない場所に家を建てられる - 416 :名刺は切らしておりまして:2011/09/11(日) 23:00:42.72 ID:pDLvItLk
- ところで、韓国人みたいに勘違いした大人は去ってくれないか
金は回ってなんぼ、ってな話をややこしくするだけの馬鹿だから - 425 :名刺は切らしておりまして:2011/09/11(日) 23:06:01.18 ID:jB2ezmes
- >>416
お金を回さなくても幸せを感じることができるようになってる気もする。
いい車乗らなくてもネット見とけば楽しいし。 - 432 :名刺は切らしておりまして:2011/09/11(日) 23:12:00.25 ID:v5Owc4G6
- お金で幸福は買えないよ。
お金で買えるのは安心感だね。安心ではないよ。安心感。
人は生まれ落ちたときから言いようのない不安感に囲まれて過ごす。
それを打ち消す安心感は子供のころは親が与えてくれるが、やがては親も死ぬ。
それどころか今度は自分が親になる。
子供や家族が守れるのだろうか。お金が必要だという気分になる。
生きて行く不安感。
老いて行く不安感。
病気になる不安感。
やがて死ぬ不安感。
そいういう不安感を打ち消してくれるような期待を抱かせるのがお金。
お金さえあればなんとかなる。
とびっきりの幸せは買えないけど、日常の不安感から守ってくれそうな気がする。
そういう安心感なら、お金で買えると思って良い。 - 439 :名刺は切らしておりまして:2011/09/11(日) 23:18:00.93 ID:56vPp7r2
- >>432
拝金主義というように一種の宗教だわな
そんなもんでも信じれば救われるのかもな - 445 :名刺は切らしておりまして:2011/09/11(日) 23:25:27.42 ID:v5Owc4G6
- >>439
そうだね。お金と心の問題は宗教に近い。生き方の話に入ってしまうから。
実は、不安や葛藤はお金そのものが解決してくれるわけでもないしね。
江戸以前の昔で言えば、武士が剣術を学ぶのが貯金するのと似てたと思うんだ。
武士は強ければやられない。でもどれくらい強ければいいのかはよくわからん。
とにかく修行しる。みたいな。
現代社会でお金を持ってちゃんと使える人は、ちゃんとした人生が歩めそうな気がする。
正気を保つのが困難な現代社会だけどな。 - 450 :名刺は切らしておりまして:2011/09/11(日) 23:29:16.90 ID:0l4sBMxR
- >>445
どれくらい必要かはわかるじゃん
余命年数×200万円程度だよ
でもみんな、そんなところには程遠いから
コントロールしながら金融資産を増やしてるだけ - 456 :名刺は切らしておりまして:2011/09/11(日) 23:41:47.52 ID:56vPp7r2
- >>450
だからインフレになったらどうすんの?
サブプライムで返済できんかった奴は死んだか?
世界中にこれだけダメージを与えても
銀行やら債務者といった当事者には責任が有限
そんなもんの価値なんだよ
今のお金って
拝金主義者が馬鹿をみるってこったな
まぁそういう馬鹿に支えられてるんだろうが - 497 :名刺は切らしておりまして:2011/09/12(月) 02:07:17.09 ID:H4O5mgTT
- >>209
金持ちになったら収入に合わせて自分の周囲を最構成して中央値にすればいいんだよ。 - 501 :名刺は切らしておりまして:2011/09/12(月) 02:27:00.26 ID:qRLHJZRG
- >>497
>金持ちになったら収入に合わせて自分の周囲を最構成して中央値にすればいいんだよ。
収入に合わせちゃだめなんだよ - 518 :名刺は切らしておりまして:2011/09/12(月) 05:58:55.15 ID:H4O5mgTT
- >>501
言わんとすることは分かるよ。最初資産と書こうとしたしね。
でも交流関係は新たな飯のタネにも繋がるわけで、高い収入を得るようになったら同程度の人と付合うべきだと思うんだ。金持ち特有の悩みも共有できて幸福度upにも繋がる。
その上で浪費するかどうかはまた別な話なんじゃないかな。 - 601 :名刺は切らしておりまして:2011/09/12(月) 15:35:37.03 ID:bajOafn3
- 大人になっても家族で食事をしたり、旅行したり、楽しげに笑っているのはやっぱり金持ちの家。
貧乏人の家は少ないリソースを巡っていがみ合っているか、葬式くらいしか顔を合わせないのどちらかだ。
ドラマや映画だと金持ちは人間性がなく冷血に扱われるが、実際は逆なんだよな。大人になってわかったわ・・・。 - 605 :名刺は切らしておりまして:2011/09/12(月) 16:48:53.63 ID:wYhhyD3e
- >>601
俺が知ってる感覚と違うな
俺の感覚では
楽しそうに暮らしてる
貧乏人は十年後、二十年後
金持ちになってるケースが多い。
逆に楽しそうじゃない
金持ちは十年後、二十年後
貧乏人になってるケースが多い。 - 619 :名刺は切らしておりまして:2011/09/12(月) 18:06:04.42 ID:SgV7CVlw
- 金があってはじめて風俗に行ける
- 622 :名刺は切らしておりまして:2011/09/12(月) 18:21:42.30 ID:Urmu1Kgv
- >>619
金が無いから風俗で働く - 627 :名刺は切らしておりまして:2011/09/12(月) 19:45:22.36 ID:VImSbo2O
- >>622
これまで風俗って否定的だったけど、お金が回ると考えたら、
悪くない使い方かもしれないと思うようになった。
後は、中間搾取がもう少しマシになればいいのにねえ。 - 688 :名刺は切らしておりまして:2011/09/14(水) 09:56:09.11 ID:ju/69HIL
- あらゆる詐術と同じく、設問の立て方そのものがおかしい
カネがあったら不幸になる事例が頻出しているのならともかく - 700 :名刺は切らしておりまして:2011/09/14(水) 11:35:35.38 ID:R7WJPiZU
- >>688
>>1を読んだのか?
>アラン・アーレンホールトの『The Lost City』によれば、人口密度が
>高かったかつてのシカゴでは、子供たちは家から家へと移動し、人々がたむろしておしゃべりをする
>ことも多かった。そして、お金ができた人は、もっと大きな家に住める郊外に移動したが、そこは隣人
>のことを誰もがよく知らない社会だった。
アメリカの話だが、日本の方がもともとムラ社会だったからもっと極端に現出してるわ
今じゃ家族とのつながりさえもカネを得るためだったりカネで解決してしまったりで
希薄になってしまったしな
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